ワーキングメモリって聞いたことありますか??
なんとなく言葉は知ってるけど中身までは…。という方も多いはずです。そこで、「理論に基づいた「学習」を目指して… ~教室の中のワーキングメモリ 弱さのある子に配慮した支援~ 河村 暁著」の紹介です。まず、この本とても面白いです。脳のシステムそうなってたの~!!と目から鱗の情報がたくさんあります。
少し余談ですが、
発達検査の中でも有名な、WISC-Ⅳの検査結果には、全検査(FSIQ)、言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリ(WMI)、処理速度(PSI)の数値が記載されていますよね。いったい何の結果なの??という方も多いのではないでしょうか。ぜひそんな人におすすめ致します。また、最新版のWISC-Ⅴでは、ワーキングメモリの検査方法が大きく変わったようです。なぜ変わったのかということも、この本を読めば少し理解できるのではないかと思います。
ちなみに私のおすすめのポイントは、第1章にワーキングメモリの基礎基本、第2章にワーキングメモリに配慮した学習づくり、第3章にワーキングメモリを鍛える学習アイデアとわかりやすい3章構成になっているところです。